未来の「暮らしのかたち」を、有名建築家が多彩な企業とタッグを組んで展示する「ハウスビジョン2013」
に行って参りました。
企画原研哉氏、会場デザインは隈研吾氏。1万5000平方メートルの敷地に実物大の住まい8棟連なり、
それぞれが有名企業と建築家のコラボレーション。
今回はその中から抜粋して。
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[ 移動とエネルギーの家 ] 藤本荘介 x HONDA
未来のお風呂。これぞホントのバブルバス?
[ 地域社会圏 ] 未来研究会 x 山本理顕・末光弘和・仲俊治
以前プロジェクトをご一緒させて頂いた建築家、仲さんの作品もありました。
[ 坂茂 x 無印良品 ]
無印の存在感はやはりすごいですね。どんな空間でも無印らしさを出してしまう。坂さん特有の建築家らしいさっぱりとした空間に、無印の心地よさがプラスされると、そのシンプルで無機質とも言える建築が、シンプル故の単なる使いやすさに変わるのです。
[ 数寄の家 ] 杉本博司 x 住友林業
素晴らしかった。杉本さんらしく繊細でいて堂々としていました。
バルセロナパビリオンを彷彿させる、シンプルさと潔い間取り、素材を生かした空間構成は流石です。
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今回、8つのカタチを見ていて思う事は、「新しいカタチ」ではなく、
時代を遡るのも一つのカタチかもしれないと言う事。
流行りの住み方を目標にするのではなく、
自分に合い、過ごしやすく、どこか故郷にも似た見覚えのある空間に住むと言う事。
暮らしはステータスではなく、あくまで毎日共に過ごす”暮らし”であると言う事を忘れてはいけないのかもしれません。
http://house-vision.jp/